頭文字Dで代表車は主人公藤原拓海が乗る藤原豆腐店のAR86スプリンタートレノです。

頭文字D・AE86トレノ

走り屋系の漫画で歴史的大ヒットとなった頭文字D(イニシャルD)は、作者しげの秀一で1995年~2013年の約18年にわたりヤングマガジンで掲載されて実写版の映画にもなった峠のドリフト族を描いた作品です。

 

トヨタ・スプリンタートレノ・AE86型

主人公の藤原拓海が乗る藤原豆腐店の車
トヨタ・スプリンタートレノ・AE86型(通称ハチロク)は漫画で大きな反響を呼び中古車相場が高騰するほどの影響を与えました。

 

 

スプリンタートレノAE86とは

カローラ&スプリンター系で6代目にあたるのが1983年~1987年に発売されたAE85/86です。
このモデルよりセダンとハッチバックはFFに移行しましたが、スポーツ性が高いレビンとトレノだけは従来通りFR仕様になっています。

 

同じシリーズでFFとFRのラインナップがあるのは非常に珍しく、カローラ&スプリンター系でもFFとFRを併売したのは6代目のみになり、カローラ系でFR駆動を採用された最後の型となっています。

 

トレノとレビンの違いとは

ハチロクの中でもトレノとレビンがありますが、この違いは販売店の違いと外観の違いでエンジンや足回りなどの走行性能には違いがありません。

 

トレノの最大の特徴はヘッドライトで、前照灯を付けるとパカっと開くリトラクタブルライトが採用されています。この他にもグリルの形状などエクステリアで微妙な違いが数点あります。

 

販売当時はレビンの方が圧倒的に人気が高く販売台数も多かったのですが、頭文字Dでトレノが採用された事がきっかけに中古車市場におけるレビンとトレノの人気が逆転をして、タマ数自体が少ないトレノの中古車相場が高騰する現象が起きました。

 

新型トヨタ86は頭文字Dの影響で誕生した

トヨタとしては、公式に発言をしていませんが2012年に発売されたライトスポーツFR車の新型86は頭文字Dの影響があって作られた新型車だと言われています。

 

仮に同じようなスペックの車が作られたとしても、頭文字Dの影響でAE85の中古車相場が高まらなければ、「86」というネーミングは使われていなかったでしょう。
これほどまでに、元々は漫画の作品の影響が実際の車市場に影響を与えた事はなく異例の社会現象を巻き起こした作品となっています。

 

AE86トレノの中古車相場

新型86が登場したにも関わらず頭文字Dで使われているAE86トレノの中古車人気は衰える事を知らず、現在でも中古車相場は100万円前後

 

エンジンを載せ替えたり、程度の良い状態の物は200万~300万円というプレミア価格で流通しています。

 

 

頭文字Dの映画

 

香港映画で再現された実写版

2005年に公開された頭文字D THE/MOVIEではインファナル・アフェアのスタッフで製作されスタッフには香港・台湾の若手スタッフを中心に、ヒロインのなつき役では鈴木杏が抜擢されています。

撮影は日本で行われ、タカハシレーシングがカーアクションを担当するなど、CGだけに頼らず実写ならではの臨場感あふれる映像で話題となりました。

 

 

頭文字D Third Stage -INITIAL D THE MOVIE-

2001年に東映系で公開されたアニメーション映画。

父親・文太のライバルだった小柏健の息子・カイといろは坂でのバトルから、涼介の県外遠征チームレッドサンズ加入までの内容を描いた映画です。

 

 

新劇場版 頭文字D

ヤングマガジン35周年記念と銘打たれている映画で、同週間漫画雑誌の中でも歴史的なロングセラーとなった頭文字Dの映画を全3部構成で作られています。

第一部は2014年の8月に公開され第2部は2015年5月23日に公開が予定されています。
第一部は原作の序盤の所を描かれていて、赤城レッドサンズのNo.2高橋啓介の乗るRX-7が、謎のパンダカラーのハチロクにあっさり抜かれたという噂が広がった所から始まり、バイト先の先輩が所属する渋谷率いる明菜スピードスターズと赤城レッドサンズが交流戦を行う所が舞台となっています。
要所を抑えたまとまりのある構成で原作を見た人も見ていない人も楽しめる作品となっています。