デロリアンはバック・トゥ・ザ・フューチャーでタイムマシンとして登場した車です。

バック・トゥ・ザ・フューチャー・デロリアン

映画に登場する車として定番とも言える1台がバック・トゥ・ザ・フューチャーに登場する
デロリアン(De Lorean)です。

 

タイムマシンとして登場されるストーリー性には夢もあり車として大きなインパクトを残しています。

デロリアン

 

本場のユニバーサルスタジオ・ハリウッドには映画で登場したタイムマシン仕様に改造されたデロリアンDMC-12が展示されるなど、車種に対しては市販車モデルにも関わらず映画の車として世界中で浸透しています。

 

 

デロリアンとは

1975年にアメリカGM社の当時副社長だったジョン・ザッカリー・デロリアン氏が同社を辞職して立ち上げた会社がデロリアン・モーター・カンパニー。
本社はアメリカ。製造工場はイギリス・北アイルランドに拠点を持っていました。

 

「デロリアン」とは車種名と勘違いされている人も多いですが、正式にはメーカー名で映画に登場する車種は「DMCー12」という名称です。

 

ですがデロリアン社は設立から僅か7年ほどの1982年に解散をして、同社からはDMC-12の1車種しか発売されなかった為、デロリアン=バック・トゥ・ザ・フューチャーのモデルになったDMCー12というイメージが定着しています。

 

DMCー12は長期間の開発期間を要し、登場したのは1981年。
当時は多くのバックオーダーを抱える中でのスタートで初年度は6,500台ほど売り上げましたが、車両代金が高額の為、キャンセルが相次いだ事や、製造工場の拠点にしたイギリスからの助成金が途切れ、社長のコカイン所持による逮捕騒動なごが重なり、唯一の市販車登場から僅か2年弱で同社は解散。累計の生産台数は約8,500台ほどと言われています。

 

デロリアン・DMC-12の特徴

最大の特徴は外観でメンテナンスフリーも狙って無塗装のステンレスで覆い、ドアはガルウイングドアが採用されました。
映画バックトゥザフューチャーで採用された最大の要因はこの外観で、ステンレスの外観が未来らしさもあるタイムマシンのイメージに合致したとの事です。

 

エンジンはプジョー、ルノー、ボルボの3社が共同で開発したV6SOHC2.8L(PRV型)を採用してRR車(リアエンジン・リア駆動)での搭載の2ドアクーペです。

 

中古車のメンテナンスも可能で新車も買える

現在は映画のヒットによる影響もあり、アメリカに製造拠点を持つロリアン・モーター・カンパニーから全ての部品の供給と新車販売も行われています。

 

新車販売は現在日本では排ガス規制に適合しない為、新車登録する事はできず原則公道走行不可となっています。

 

新車の販売台数は当時を大きく下回る年間20台ほどですが、当時のモデルの部品も供給されている為、30年以上前に一度廃盤・メーカーが解散した車にも関わらず中古車の新品部品が存在する為、メンテナンスは問題なく行えるのが特徴です。

 

当時のモデルは希少性が非常に高く、日本国内で流通している車も限られています。
中古車のタマ数は非常に少なくプレミアム価格も発生していて、中古車相場としては400万円~500万円ほどとなっています。

 

また2014年より、EVモデルが発売され、現在日本においても購入・公道走行は可能です。
外観モデルは通常のDMC-12と変わらず価格は約1,200万円となっています。

 

 

映画に登場するデロリアン

元々は冷蔵庫がタイムマシンになる設定でしたが、子供が真似して冷蔵庫に閉じこもる事を懸念して車に変更された経緯を持ちます。

 

代替え案として先に車を思いついたのではなく、監督がデロリアンのガルウイングドアとステンレスボディを見て車型タイムマシンを思いついたとの事。

 

次元転移装置やタイムサーキット・原子炉などの改造を行い、空中飛行もできるなど夢がある装備を多数搭載されています。

 

物語は1885~2015年の130年の期間内でタイムトラベルを繰り返していて、2015年モデルが飛行可能など最先端モデルのタイムマシンとなっています。

 

映画の中で登場するデロリアンは最後は元の時代の1985年に帰還をするが、その後電車と正面衝突して完全に破壊されています。