TAXiは普段は普通のタクシーですが、ボタン一つでレースカーさながらのチューニングカーに変身するプジョーが特徴です。

TAXi・プジョー406/407

TAXiは日本でもお馴染みのフランス映画で、タクシー運転手と新米刑事が強盗団を相手に奮闘するカーアクション映画です。

プジョー406

 

主人公のタクシードライバー、ダニエルが乗る車はイングランドツーリングカー選手権仕様にチューニングされていた、豪快なカーアクションが特徴の映画です。

 

 

TAXiシリーズで使用されている車

 

プジョー406

現在シリーズ4作が出ているTAXiシリーズの中で1~3作目までの主人公のタクシードライバーダニエルの愛車になっていたのがプジョーの406です。

 

普段は普通のタクシーと変わりはないですが、車内のスイッチ一つで一瞬にしてレース仕様にチューニングされた車に変身するのが特徴です。
変身シーンも戦隊もののヒーローが光に包まれて一瞬で変わるのとは違い、自動的に車がジャッキで持ち上げられて、エアロパーツが車体の下部から展開し、最後はハンドルを自分でレース用の物に変えるといった、現実味もある夢のような変身をするのも特徴です。

 

映画の設定の中では最上級グレードのV6型の3リッターエンジンを搭載している事になっています。映画TAXiの車と言えば406で定着していて、映画の影響を受けて中古車を買う人も多いです。

 

プジョー406は映画TAXiと同じフランスの車で、ミドルサイズの乗用車があまり得意ななかったプジョーですが、405から406に変わった後、映画の影響でその知名度は世界中で高まりました。日本では1996年~2005年まで正規輸入されて販売されていました。

 

セダンとクーペとハッチバックの3タイプ用意されていて、日本では206や207などのコンパクトカーが人気のプジョーはハッチバックかクーペが定番の車種ですが406だけは映画の影響もあってセダンもそれなりの人気を誇っています。

 

中古車相場は50万円~70万円ほどとなっていて、初期モデルでは20年近く型落ちになるフランス車になりますが、デザインが現代風のスタイリッシュで流れヘッドライトが内側から外側にかけて大きくなる最近流行の流動的なデザインという事もあり、比較的値落ちが少ない車種になっています。

 

映画の影響で知名度こそ高まりましたが、日本ではあまり売れなかった車種で、タマ数自体は非常に少ないです。

 

プジョー407

現在シリーズ最後の作品である2007年公開のTAXi4では、モデル車両のプジョー406がモデルチェンジして407に変更された事に合わせて映画で登場する車両も新型の407が採用されました。

 

製作サイドも映画のおかげで知名度を大きくあげたプジョー側の全面バックアップもあって、改造バージョンの車両の性能は大幅にパワーアップしました。

 

多数のエアインテークを採用して本物のレース用部品も多数組み込まれています。
映画の中での最高速度は312.8kmに達して停止した状態から自由自在に方向転換できる装置も搭載するなど、現実味がありつつも夢のあるカスタムカーとなっています。

 

プジョー407は2004年~2011年に発売された406の後継モデルで、当初はこの上に607がありましたが、2005年には日本にプジョー407を発売開始とともに入れ替える形で輸入を中止されミドルサイズの乗用車のカテゴリーに収まりながら日本におけるプジョーのフラッグシップモデルとなりました。

 

2011年の生産終了後、後継車種は607と統合した一回り大きい508へと変わりました。

 

このモデルから現代のプジョー風の顔に変わって型落ち感も少ない車種ですが、小型車が人気で映画による影響も406に比べて少ない407は中古車相場で値落ちが大きく50万円~100万円程度で購入する事が可能となっています。

 

 

多彩なカーアクションと夢のあるカスタム

当サイトでも紹介しているトランスポーターと同じリュック・ベッソン氏が製作・脚本を勤めている作品で派手なカーアクションが特徴です。

 

アメリカとの共同製作となったトランスポーターと違い、制作費が限られる完全なフランス映画のTAXiは第1作ではカーチェイスや銃撃戦のシーンを使い回しして複数回使用するなどの工夫があります。

 

それでもこだわる所にはこだわった派手なカーアクションと、非現実的でありながら現実味も感じる夢があるカスタム車両はファンが多く、日本を含め世界中で高く支持される作品となりました。